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自転車語録

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「このスポーツにおけるハードワークは、人間にとって不可欠な成長に貢献し、
倫理的な価値の尊重から切り離されることは決してなく、教育的な価値にも注目している」
- ローマ法王ベネディクト14世

「自動車を持つことは地球温暖化対策からは正当化することはできない」
- トニー・ブレア元首相

なぜそんなに速く走ることができるのか?
「一秒でも早くこの苦しさから解放されたいからさ」
- マルコ・パンターニ

マルコ、人生は確かにずっしりと重いよ。ユーロディズニーに行くために家計を切りつめているような生活に、押しつぶされそう。僕たちは、自分たちの町に閉じ込められ、建物に押し込められ、TVの前で囚われの身になって、網にからまり、格子の中に入れられ、まだらのアスファルトの奴隷になってる。

そんな僕たちに必要なもの、それは君が そのやり方で僕たちに大事なことを思い起こさせてくれることなんだ。「人は重力に逆らって、コバルトブルーの空にはばたくことができるんだ」ってことを。

戻っておいでよ、パンターニ。君無しでは、次の選手の到来まで、更にもう30年、僕らは待たなくちゃいけなくなっちゃうよ。いや、もしかしたら、永遠に待ち続けなくてはいけないかもしれないんだ。
" 帰っておいでよパンターニ"(ツール2001、ラルプデュエズの翌日の記事から)

「自転車は基本は1人だ。自転車乗りにはそういうタイプが多い。そういった奴らが力を合わせるから素晴らしいんだ」
(かもめチャンス)

ビンディングペダル&シューズ

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自転車をこぐときに、靴とペダルを一体的に固定するために使用します。シマノからはSPDやSPD-SLという商品が販売されています。

専用のシューズにクリートと呼ばれるプラスチックのパーツを付けます。(消耗品)これと、SPDペダルがはまるようになっていて、足とペダルが一体となります。

SPDは自転車から降りた後も多少歩きやすくなっています。
SPD-SLは靴の底にクリートと呼ばれるプラスチック部品が大きく盛り上がるため、非常に歩きにくいです。

ペダルと靴を一体化することで、引き足が使えるという説明がされることがありますが、実際には引き足(ペダルを持ち上げること)で筋肉を使うことはありません。一番の目的はペダルを漕ぐのに効率的な位置に常に足を固定することで、効率的なペダリングができることを目的にしています。

ママチャリと違って、ロードでは足の真ん中よりもつま先に近い部分で漕ぎます。また自転車のペダルは漕ぐというよりも回すという感じが近いです。

クリートをはめるときは、上から押しつける、外すときは足首を外に回転させて外します。

SPDを使うと良いことばかりみたいですが、初心者はかならず最初はこけます。自転車が倒れても足が付けないからです。
これを避けるためには、必ず自転車が完全に止まる前にクリートを外しておきましょう。