自転車をこぐときに、靴とペダルを一体的に固定するために使用します。シマノからはSPDやSPD-SLという商品が販売されています。
専用のシューズにクリートと呼ばれるプラスチックのパーツを付けます。(消耗品)これと、SPDペダルがはまるようになっていて、足とペダルが一体となります。
SPDは自転車から降りた後も多少歩きやすくなっています。
SPD-SLは靴の底にクリートと呼ばれるプラスチック部品が大きく盛り上がるため、非常に歩きにくいです。
ペダルと靴を一体化することで、引き足が使えるという説明がされることがありますが、実際には引き足(ペダルを持ち上げること)で筋肉を使うことはありません。一番の目的はペダルを漕ぐのに効率的な位置に常に足を固定することで、効率的なペダリングができることを目的にしています。
ママチャリと違って、ロードでは足の真ん中よりもつま先に近い部分で漕ぎます。また自転車のペダルは漕ぐというよりも回すという感じが近いです。
クリートをはめるときは、上から押しつける、外すときは足首を外に回転させて外します。
SPDを使うと良いことばかりみたいですが、初心者はかならず最初はこけます。自転車が倒れても足が付けないからです。
これを避けるためには、必ず自転車が完全に止まる前にクリートを外しておきましょう。