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至高のスポーツ

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世の中には数多くのスポーツがありますが、ロードレースが頂点に位置する至高のスポーツと断言できるでしょう。

球技(笑)は基本的には道具が違うだけで、大の大人がボール遊びで点数を競うという子供っぽさは変わりません。
野球やサッカーのように喫煙者でもプロ選手をやれるなんてぬるさが嫌ですよね。

スポーツは耐久競技が美しいわけですが、とりわけロードレースは、ツール・ド・フランスのように毎日6時間以上も戦いながら、3週間かけて勝者を決めます。試合中に飯を食ったり、ションベンしながら戦うスポーツは他にないことからも、自転車の優位が伺えます。

タバコ

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ちょっと走って休憩時にタバコ吸ってる汚いローディー、もう見てらんない。

持久系スポーツやってるのに、タバコ吸ってるプロは1人もいない。

ローディーは仲間意識強いから、休憩時なんか割と知らない人にも話しかけて仲良くなったりするんだけど、タバコ吸っている奴には誰も話しかけないからぼっち。誰も一緒の仲間だとは思われたくないからね。

タバコ呑みが自転車乗りたいなら、どうせ心肺機能落ちて速く走れないんだから、ママチャリ乗っておけよ。それか、野球(笑)かサッカー(笑)をお勧めするよwww

今のところ、「タバコは便利。吸ってる奴とは関わらなくて済む馬鹿発見器」だと思って我慢してます。

臭いから近寄んなよ。

一箱420円×365日=15万円。
安いロード買えちゃうから。Duraのコンポ買えちゃうから。
フレーム一式買えちゃうから。

ランス・アームストロング

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ツール・ド・フランスで前人未到の7年連続総合優勝(1999年から2005年)を達成した。

限りなく黒に近い灰色。政治力や金で自身のドーピングスキャンダルをもみ消したという噂も消えず、元同僚からの数々の告発も、何とか逃げ切ったアメリカ野郎。負けたくせにパンターニに勝利を譲ったと発言するヒール役。別名、鬼畜王ランス。

米反ドーピング機関、アームストロング氏のツール7連覇剥奪を発表
米国反ドーピング機関(United States Anti-Doping Agency、USADA)は24日、ドーピング違反を行っていたとしてランス・アームストロング(Lance Armstrong)氏から7連覇を達成したツール・ド・フランス(Tour de France)のタイトルを剥奪したことを発表した。

ははは、ざまぁ。こいつの尿サンプルからEPO検出されてたし。

こいつが出てた7連覇中のツールは大名行列みたいで
ホントつまらないツールだったから。

アッパー系とダウナー系

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基本的にドラッグはアッパー系とダウナー系に分類されます。

私たちが合法的に体験できるアッパー系はランナーズハイ。ダウナー系はアルコールでしょうか。(合法化非合法かの違いがありますが、アルコールも間違いなくドラッグです。)

自転車やる前は酒も飲んでましたが、自転車やり始めてからは酒一切止めました。怠くなる感覚が不快に思えるようになって。

ヒルクライムとか、心拍190超えて、ホント苦しいんです。でも、ゴール前はみんな気持ち悪い位に笑顔なんです。それが自転車の魅力。ノーミソ真っ白で、気分爽快。完璧にナチュラルハイです。
自転車乗っているときは、悩みもぶっ飛んで、何も考えないで済むから乗っているっていう人も多いですね。薬物と違って、ナチュラルハイはその動作を行っている間はずっと継続します。

合法といっても、ランナーズハイにも依存症あります。でも、普通の人間は疲労や腰痛のように体が先に悲鳴を上げますので、ブレーキが効きます。梅雨時に1週間とか自転車乗れないとイライラして来るのが禁断症状です。

怠いなー、気分悪いなー、と思っていても、そうだな、30分位走ると大体気分爽快になってきます。倦怠感が消え、悩みも吹っ飛び、思考が明瞭になってくるのを体験します。体調悪いときはなかなかハイに持って行けないときもありますから、無理しないでください。

You know that it would be untrue
You know that I would be a liar
If I was to say to you
Girl, we couldn't get much higher!!!!!!

※ランナーズハイ
最初とてもきついが、走っているうちに気分が良くなっていく現象で、マラソン選手などによく起こる。痛みや苦しさをキャンセルするために脳がエンケファリン、エンドルフィンというモルヒネのような作用のある成分を分泌することが原因。

ランナーズハイを伴うようなβ-エンドルフィンの分泌には
「無酸素性作業閾の短時間運動」が必要といわれていたが、超長時間のVO2MAX60~65%でも通常時の8倍ほどの血中β-エンドルフィン濃度が出るとのこと。

ダイエット

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ダイエット目的で自転車やっても痩せません。

しかし血液中のコレステロールや中性脂肪値は劇的に改善します。

今まで運動していなかった俺が100km位走るようになって、65kg程度が3か月くらいで60km位まで一度落ちました。その後体できてくるし、ご飯は美味しくなるわで、今は69kg辺りをうろうろしています。

CRを高級バイクで走っているメタボおっさんも結構多いのよね。
いいじゃない、楽しいことして、ご飯も美味しくなるのだもの。

休みの日のパチンカスより1000倍ましじゃない。

ドはドーピングのド

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自転車はそれぞれの瞬間瞬間では作戦があり奥が深いスポーツですが、大きく見れば、一番早い奴が一番偉いという単純なスポーツでもあります。ツール・ド・フランスの優勝者は英雄なわけです。そのため黄色ジャージを着るためにあらゆる手段を使って勝ちたいと思うのも当然です。その動機は金銭的というよりも、名誉のためであり、ドーピングも単純に責められるものではありません。

私がこれまでツールを観戦してきた中で、非常に印象に残っている3人がいます。

リカルド・リッコ
パンターニの再来と呼ばれ、山が非常に強かった。
2008年のピレネー越え初ステージにあたる第9ステージでは、残り約33km地点から猛アタックをかけ、有力選手をぶっちぎって優勝。第12ステージ直前にドが発覚で追放。そんなところまでパンターニを見習っちゃう怖い顔のリッコ。その後も冷蔵庫に保存し古くなった自分の血を自分で輸血して緊急入院しちゃうお茶目さんでしたが引退。

シュテファン・シューマッハー
医者である母親の支援を受け、ドを実行。2008年のツール・ド・フランス第4ステージと第20ステージの個人タイムトライアルで勝利。なお第4ステージの終了時点では総合1位となりマイヨ・ジョーヌ。もうドのオーラが出まくり。インタービュー時の顔なんか神々しくて笑っちゃうくらい薬キマってました。

アレクサンドル・ヴィノクロフ
2007年が総合優勝の本命と言われ、自分でも最後のチャンスと思い血液ドに手を染める。序盤調子悪く、もう総合は無理だと思われていた第13ステージの個人タイムトライアルでは2位に1分以上の差をつけて勝利。一気に総合9位まで浮上し復活を思わせたが案の定ドが発覚し追放される。(この日の2ch実況では、ドやっちまったなという書き込みが溢れていた。)

トラック(競輪)とロード

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自転車やってるというと、ど素人が馬鹿みたいに同じこと聞いて来ます。

あの競輪みたいなやつ?って。

はぁ?競輪とロードは卓球とテニスくらい違うスポーツなんだよ。

競輪は固定ギアでフリーではないし、ブレーキもない。何より短距離。自転車はピストっていう。

他方、ロードはロードバイクっていう自転車に乗ってます。全然違う。

競輪は金のために走ってるが、ロードは名誉のために走ってる。これも大きな違い。(クリス・ホイ位になると違う)

日本で自転車がイメージ悪いのは競輪のせい。賭け事にされちゃって、かわいそうな日本の自転車ちゃん。

持ち物

ロードレーサーで走るときには、カゴもないので、あまりたくさんの荷物は運べません。そこで、背中のポケットに必要なものを入れている人がほとんどです。私の持って行く荷物を公開します。

・財布
途中でご飯を食べるときに必要です。
・携帯電話
仲間と待ち合わせたり、緊急時に必須です。
・鍵
家を出るときに使います。
・ティッシュ
鼻をかんだり、公衆便所にトイレットペーパーがないときに
・ウェットティッシュ
ウンコした後、レーパンに付かないように
・薬
筋肉痛用にアセトアミノフェン、アレルギー用にジルテックいつも携帯しています。
・甘い物
食欲がなくなってきたときでも食べられるものを。パワーバー、羊羹、スティック系のお菓子を何か必ず持っていきます。
・アミノ酸
アミノバイタルまたはアミノバイタルゼリー。翌日まで残る疲れが全然違います。
・タオル
途中で銭湯や温泉に立ち寄る場合。
・ボトル
飲み物。夏はWボトルで片方は水入れてます。

ゲイ

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ウホ、いい男。
2chの書き込みを読むと、休憩時間に誘われたなどネタがあります。

実はレーパンの下はパンツ履きません。そのため白系のレーパンだとチ○ポが透けていたりしますし、そもそもトレインを組んで走るときは、大体前走者のケツを見ながら走ります。走り込んでいる人は色黒で筋肉ムチムチ系の人も多いので誤解されるのでしょう。

私の知る限り、実生活上で出会う割合よりも
レーサー乗りにゲイが多いということはないと思います。
プロならなおさらゲイは少ない。なぜならゲイは男性的な闘争心に欠ける。これは身体能力以前の問題で致命的。
数多くいるプロの中でカミングアウトしたのはGraeme Obree位です。

確かに、苦しさを快感に変えるようなスポーツ+無駄に機材に金がかかるので、女性からは人気がないため、CR上で走っている女性はほとんど見かけません。男女比は50:1位じゃね?

それでも俺が男に惚れちゃう位格好いい選手がいるのは自転車競技だけだね。ツール・ド・フランスを観戦していると、濡れちゃう。
・カヴェンデッシュのスプリント
・カンチェラーラの鬼引き
・ライプハイマーのハゲ具合
・レンショーのヘッドバッド
最高。

タイヤ

ママチャリとロードレーサーのタイヤの大きな違いは3つ

・空気圧(ママチャリは2-3気圧程度、ロードは7-8気圧程度)
・太さ(ママチャリは35mm、ロードは21-23mm)
・溝(ママチャリ溝あり、ロードはスリックタイヤ)

タイヤが細いことで乗るのが難しいと聞かれることがありますが、それはありません。

空気圧が高いことで、乗り心地が固くなり段差などでは振動が大きいです。
タイヤが細いことで、小さな溝にはまったり、段差で滑ったりします。
ロードのタイヤが細いのは、接地面積を少なくすることで転がり抵抗を減らす目的があります。これとバーターで、グリップ力が小さくなります。

溝が無いのとタイヤが細いことで、ママチャリより明らかに地面に対してグリップ力が劣ります。雨の日は非常に滑るので特に気をつけましょう。(マンホール、格子状の蓋、点字ブロックでそれぞれ転んだことがあります)。