日本にはヌーディストビーチはありませんが、(混浴文化は欧米ではナチュリズムの一種として紹介されていますが)前々から一度は体験したいと思っていましたので、フランス語留学という機会を利用して、バカンス地(そしてヌーディスト村)で有名なル・キャップ・ダグドに滞在しました。
また、ヌーディストという用語よりも、ナチュリズム(またはナチュリスト)という用語の方がこちらでは一般的です。
交通手段
アグドはモンペリエとナルボンヌの中間点にあります。TERというローカル線でモンペリエから30分くらいでアクドに到着しました。
ホテル:バカンス中はホテル料金が2倍まで上がります。バカンス地なので、夏は人が溢れていました。この期間ホテルは予約していないと宿泊は無理です。ナチュリスト村の中にホテルがありますので、そこに宿泊できれば一番楽なのですが、値段が高いのと、数ヶ月前にはfullとなっていました。私は町の中心地に近い場所にホテルを取りました。バス停からも、ナチュリスト村からもちょっと遠いです。キャンピングカーでキャンプする人もたくさんいました。
ナチュリスト村の様子
村の入り口付近 |
川の向こうが全部ヌーディスト可能な地域です。 |
えー期待している方もいると思いますが、すぐに慣れますのであまりエロくありません。勃起したらどうしようと心配することも杞憂です。エロって人間の想像力の産物なのよね。この人を脱がしたらどんなおっぱいなんだろうとか、考えるのがエロいのであって、元からみんな裸だと、想像力はそれで終わり。それ以上何も出てこない。ただボーンって肉体があるだけ。たまにきれいな身体の人もいるけど、博物館の彫像と同じだな。服を着ていたり、水着のおねーちゃんの方がエロいです。ホテルに帰って思い出してオナニーする気にもなりません。
気をつけてください。ホントは写真撮影禁止です。ばれたらカメラ取り上げ、最悪追放されます。 |
あと、ヨーロッパ人の大人は男女ともほぼ100%陰毛を除去していますので、行く前のお手入れをお勧めします。逆に生え始めの小・中学生くらいの子が処理していないことが多いです。(ヨーロッパ人の女の子は胸もペッタンコなのに、小学4年生位でボーボーなのは驚いた。俺なんて毛が生えたの中学生になってからだぜ。) 日本では中学生位の女の子の裸なんてなかなか見る機会ないので楽しみにしていたのですが、別に珍しくないほど、そこら中にいました。思春期の女の子もきれいだし、ルーブルの彫像のようなボインのおっぱいも素晴らしいし、裸はいいですね。ネットで有名なJunior miss pageant nudist(思春期の女の子の裸のミスコンテスト)やってる場所がここですが、私の滞在中にはやってなかった気がします。3日間いましたが、日本人には誰一人会いませんでした。それでも、誰も周りを気にしませんので、一人で行っても、日本人がいても、全然問題ありません。ここは、他人の裸を眺める場所ではなくて、自分が裸で過ごすのを楽しむ場所ですね。はじめは裸でお店とか入ると、ちょっと頼りない感じがしますが、みんな普通に裸なので慣れます。海から上がっても、濡れた水着を着ているという不快な感じがしないのがいいですね。普段日焼けしていない人は、一気に焼かないように、パラソル持って行ったり、日焼け止めつけてゆっくり焼いてください。
あと、日本人が気にする包茎ですが、ヨーロッパでは剥けていないのが自然な姿ですのでこれまたご安心。(アメリカとか韓国とか手術がデフォルトの国が例外的。こっちで剥けてる人は包皮ピアスとかの人です。女性もあそこにピアスしてる人結構いたなぁ。不必要に体を傷つけたり改造するのは私的には好みではないです。
日本からでも、頑張れば一人20万くらい(航空券、ホテル代、食事代)で数日滞在できますので、来年のバカンスにご検討をどうぞ。シーズン中は5000人とか1万人とか人がいます。
日本にもヌーディストビーチがあれば、少しは他人との違いを認めて、寛容な社会になれるのになと思います。
簡単なフランス語が話せないと、ちょっと不便かも。7-8月はホテル満杯で、予約して行かないと宿無しになります。ご注意。
1人なので、泳いでいる間は砂浜にカバンを置きっぱなしでしたが、盗難などにはあいませんでした。
裏の少し木が生えているところには、コンドームが散らかっていました。
カップルで訪れると、スワッピングを申し込まれるなんて話もあります。やっぱり中に滞在し、夜の町の様子も観たかったですね。
行き方など、ご質問あればどうぞ。
以下イメージ画像です。