北海道1周したときの装備を公開
基本的に構成は変わらず、日程の長短に合わせて着替えや、食材が増減します。
バックは計5つ。前は衣類、重い物は後ろになってます。 |
衣類系
フリース
下着類(靴下、パンツ、シャツ)2日分。全て速乾物。
自転車用ジャージ1枚。
衣類圧縮袋
洗濯用ネット
小型洗濯用ハンガー
長袖シャツ
タオル1枚
自転車用長袖ズボン
雨具:ベルグテック
(初めから着ている物)
シャツ、パンツ、自転車用ジャージ(各速乾物)、自転車用短パン、ウインドブレーカー、ヘルメット、グローブ
※衣類は必ず速乾系を買いましょう。木綿では脱水機がないため洗濯しても乾かず、また汗をかいたら寒くて使い物になりません。登山屋さんやサイクリング用の高い物を買いましょう。お金がなければユニクロで揃えても構いませんが、その場合でも目立つ色でポリエステル100%のものを。雨具などは安い物を買っては絶対に駄目です。テント、雨具、シュラフカバー系はお金があればゴアテックス製なら雨の日も快適です。また当然、冬よりも夏の方が、装備は軽量になります。ヘルメットおよびグローブは自分の安全のためにも必ず身に付けましょう。
※洗濯について
自転車旅行では、コインランドリーに寄って洗濯→乾燥機を使う悠長な時間はありません。私の場合、2日間は同じものを身に付けていました。
また洗濯は:
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コンビニのビニール袋に洗濯物と洗剤を入れ、手でもみ洗い。
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良く絞って夕方は小型のハンガーに吊す。
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そのままだと霧でびっちょりなので、夜はテント内に吊す。
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朝になっても当然乾いていないので、洗濯用ネットに詰めて、自転車の後ろに括り付けて走る。時々表裏逆にする。
という方法で処理していました。北海道以外の夏場であれば、外に放置しておけば、速乾系であれば朝には乾いていると思います。
雨の日の装備 |
フロントバック系
フロントバックには貴重品や、使用頻度の多い物を入れてあります。
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携帯電話、携帯電話の充電器
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自転車のワイヤーロック
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行動食(チョコレート、カロリーメイト、ナッツなど)
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サングラス
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デジタルカメラ
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メモ用ノートとボールペン
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テッシュペーパー
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十徳ナイフ
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地図系(ツーリングマップル、北海道キャンピングガイド、0円マップの地図ページだけ切り抜いた物)
キャンプ系
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寝袋(モンベル#4)。寝袋は濡れないように、スタッフバックに詰め込んだ物をさらに、防水の布袋に入れていました。
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シュラフカバー
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テント(SFN-Tex)、フライシート、ポール
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ボトムシート
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ペグ
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マット(サーマレスト)←借り物
※注意事項
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モンベルのSSは抜け毛が多くまた結構寒いので、冬の使用はお勧めしません。#4のカタログ値は快適睡眠3℃〜となっておりますが、絶対に嘘です。実際10℃以下では寒くて眠れず、北海道ツーリング中も、道南以外は確実にシュラフカバーと併用しておりました。また、毎日使っていると湿気を吸ってぺらぺらになり寒いので、晴れていればきちんと干すのを忘れないように。
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マットは銀マットが安価ですが、余裕があれば快適な睡眠のため、高価な物をお勧めいたします。
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テントも寒いと結露がひどく、ぜひゴアテックス製の購入をお勧めいたします。最近ではフライシートなしのシングルウォールテントがかなり出てきています。2,3日のキャンプなら構いませんが、長期になればやはりフライシートが使えるものをお勧めします。また冬場はシングルウォールテントの使用をお勧めいたしません。
メスナーテント。登山用の1人用軽量テントです。 |
炊事系
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スパゲッティー、アルファ米、スパゲッティーのソース、インスタントスープ、醤油、コーヒーなど
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ストーブ
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カセットガス
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コッヘル
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箸、スプーン、コップ、スポンジ、洗剤など
※欲張ってあれもこれもと持って行くとかなりの重量になります。日本であればどこでもコンビニがありますので、料理を一切しないというのも選択肢の一つでしょう。またストーブはカセットガスが使えるものであれば、全国どこのコンビニでも対応するガスが買えるので便利です。
重量に制限のないバイク・車のキャンパーならば、大きなコンロやランタン、フライパンで料理していた人もいました。正直、料理が楽しいのは最初だけで、毎日テント生活が続くと面倒で、料理なんかしなくなります。
スパゲッティーたらこソースとコーンスープ。 |
その他
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薬(湿布、トクホンチール、インドメタシン、目薬、鎮痛剤、正露丸、胃薬、風邪薬、痔の薬、消毒薬、オロナイン、抗ヒスタミン剤、虫除けスプレー、水虫の薬、アミノバイタル)
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耳かき、爪切り、耳栓
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LEDヘッドライト
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ラジオ
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エアー枕、枕が滑らないように枕とマットの間に入れる滑り止めシート。
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予備の電池
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トイレットペーパー、テッシュペーパー
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シャンプー、ボディーシャンプー、あかすり、歯ブラシ、ひげそり、手鏡
※これも、山に行くのでなければ、日本全国どこでも手に入りますので、薬なんか各1回分で十分かと思われます。
修理道具
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工具一式
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エアーポンプ
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パンク修理キット
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予備のチューブ1本
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空気圧チェッカー
※確かにツーリングする人の中にはいろいろ最悪の事態を考えてたくさん持って行く人を見かけます。確かに田舎の自転車屋はママチャリは直せますが、700C系の部品は置いてあるところは少ないです。でもタイヤまで積むのはどうかと。いままでの経験で、パンク以上にタイヤが裂けるほどの事態に出くわしましたか?どうしてもツーリングを継続したければ、2,3日キャンプして部品を取り寄せればいいと思います。
ライト・ミラー
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テールライト(赤色点滅)
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バックミラー(ハンドルの右側)
歩道のない狭いトンネルを通っているとき、後ろから車に追い越されるのが一番の恐怖です。視認性を高め、無理そうなら自転車を降りて押しましょう。無事帰ってくることが一番の目標です。
上記荷物の総重量:15kg
正直、20kg代が当たり前の中で、かなり軽い方だと思います。それでも上り坂、峠は厳しいです。楽しいツーリングのためにも、できるだけ荷物は減らしましょう。
また、年々道具は軽量で高機能な物ができてきます。皆さんもそれぞれ工夫してくださいな。