失われた聖櫃(アーク)を探して〜エチオピア編
1/15
東京→カイロ
1/16
カイロ→アジスアベバ(1/17着)
1/18
アジスアベバ→アクスム
1/21
アクスム→ラリベラ
1/24
ラリベラ→ゴンダール
1/26
ゴンダール→バハルダール
1/29
バハルダール→アジスアベバ
1/31
アジスアベバ→カイロ→セント・カトリーヌ
2/1
セント・カトリーヌ→スエズ→ルクソール(2/2着)
2/4
ルクソール→アスワン
2/7
アスワン→カイロ
2/11
カイロ→東京(2/12着)

航空券:23万円
エチオピア(14泊):5万円+$170 = 7万円
エジプト(11泊):5万円+$60=6万円
総支出:合計36万円


1/15(東京→カイロ)
 
 
12時間かかる。飛行機の隣の席が、ガーナからの女の子で、泣くし、最初は困ったが、英語が通じたので、最後は仲良しになった。

夜9時半到着。トランジットのため、カイロに一泊しなくてはいけないが、結局エジプト航空がホテルを取ってくれたのが、夜12時になってから。元々荷物は受け取れないが、荷物が最終目的地アジスではなく、カイロ着に間違われ、エジプト航空のカスタマーサービスに抗議し、翌日発見される。VISAがトランジットビザ(24時間以内の滞在)のため、空港にパスポートと航空券を預けることに。


1/16(カイロ→アジスアベバ)
 
日本人の4人組が、同様にエチオピア行きのトランジット待ちだったので、この日は一緒にピラミッドを見に行くことに。ドライバーに一人$10、あとは馬に乗ってピラミッドの周りを回ったので、$20位払ったと思う。おみやげやは、変なパピルスのお店と、香水のお店に連れて行かれたが、無視して何も買わなかった。
この日の夜カイロ発で、アジスに到着は翌日の午前4時頃。
1/17(アジスアベバ)

午前4時に到着した。航空券は1/18のアジス→アクスムだが、空きがあれば変更しようと午前7時くらいまで粘るも、ティムカット目当ての観光客で満杯で、この日移動できず。タクシーに乗って、ホテルまで連れて行ってもらうが、かなり汚いホテルで、水もほぼ出なかったのに150B(≒2100円)払ったので、絶対にぼられていると思う。ホテルの人間がタクシーの運ちゃんにお金渡してるのを見た。(1Birr =14円位、$1=8.5B位。)
一日あるので、アジスの街をぶらぶらと。ただ外国人が道を歩くだけで、5分に一度、自称ガイドが寄ってきて、街の案内、車の手配、伝統ダンスやコーヒー・セレモニーの見学を誘ってくるので非常にうざったい。スーパーマーケットの場所を聞いたら、案内してくれたのはいいが、自分にもミネラル・ウォーターを買ってくれとか、かなり図々しい奴らばかり、この日だけで15人くらいが現れた。全部無視して、この日はアジスアベバ博物館、国立博物館を見学。
 

ただ、最後の最後、ホテルに辿り着く直前、疲れ果て、断るのが面倒臭くなったので、ガイドに騙され民家へ行ってしまった。
ガイド:「今日は皇帝の誕生日なんだ。若い女の子達が集まって、トラディショナルダンスの練習してるから、見に行かないか?エチオピアに興味あるから来たんだろ?もちろんタダ。」
こんな甘言に騙され、とっとこ民家へついていく無頼。
そこでエチオピアの娘さんたち10人くらいとエチオピアのダンスを踊り、無頼はコーラを飲んでいた。
エチオピアの娘さん:「私もドリンク頼んでいい?」
ん?エチオピアの娘さんたちが、お酒を飲み始めた。無頼に「Thank you」とか言ってくる。
無頼:(これってぼったくり・・・。顔が青ざめる)「いくら払えばいいんだ?」
ガイド:「ははは。悪かったね。請求は1200B(≒17000円)だ。」
無頼:「騙したな。払わんよ。」
ガイド:「(急に強面)騙したとはなんだ。俺が半分払うから、お前は600B払え。」
無頼:「そんなに持ってない。」
ガイド:「財布を見せろ。」
(財布を見せるが、無頼はその時450B程度しか持ってなかった。いろいろごねるが、無頼を小部屋に押し込めようとしたり、ナイフ見せてきたり、かなりやばい雰囲気。結局400B(≒5600円)払って逃げてきました。)

ガイドについて、民家やレストランに入ってはいけません。トラディショナルダンスだけではなく、コーヒー・セレモニーの見学といって、ぼったくる手口もあるようです。また、ゴンダールで出会ったイスラエル人の2人組も、無頼と全く同じ手口で騙され、彼らは持ち金がなかったため、男がホテルまでついてきて、そこで600Bを払ったとのことでした。

基本的に親切そうに話しかけてくる奴は、100%悪人です。彼らからすれば、財布が歩いていると思われています。仕事や希望がない国では、人間は安易に人を騙して金を手に入れようとします。努力すれば報われる、そんな社会の構築は大事ですね。

この日だけで1万円失いました。それでも、命の方が大事ですから。
エチオピア人のクズはみんな死にますように。


1/18(アジスアベバ→アクスム)
 
アジス発7:00なので、ホテルの人に頼んで4:00にタクシーを予約してもらい、空港まで行った。せっかく早く空港に着いたのに、理由もなく7:00の便が突然13:20の便に変更。空港の外にも出れず、一同ブーブー。これがアフリカスタンダード。
結局16:30にアクスム着。日本から電話してアフリカホテルに予約していたら、ホテルのオーナーとホテルのガイドが空港まで出迎え。(頼んでない)
後から分かったのだが、ティムカットは1/19で間違いないが、その前日に教会から幕屋までアークを運び出す行列は前日に行われる。それを聞かされ、ティムカットが行われるマリア・シオン教会まで車で直行。行列は17:00〜だから、5分前のぎりぎり着で間に合う。アークとの対面。このために日本から来たわけで、見れたのは奇跡。
 
アクスムのティムカットをDVDにしました。

しかし、行事の後、空港送迎+教会までの案内+ティムカット中のガイド料として$50を請求される。
頼んでもない送迎、ガイドで$50とはふざけるな。
結局オーナーや、アンドレ・ザ・ジャイアントみたいな凶暴ガイド(エチオピアのホテルには専属ガイドがいて、かなり幅を効かせています)にすごまれ、外国人価格だ、フェスティバル価格だなんだ、1時間位もめて350B(≒5000円)払わされた。あり得ない金額です。
部屋も綺麗(50B×3)だし、レストランもまあまあだし、それだけに残念です。一年に一度の稼ぎ時だから仕方ないのかも知れませんが、揉めて350B払った後もも、明日一日町を案内するから$100、明後日車で遠くの修道院を案内するから$150とかなりしつこくガイドを迫ります。断っても、翌日の朝一でドアを叩いて起こしに来ましたから。
それに、ハンコックの『The Sign and the Seal』もだいぶ前にブームが去り、アクスムのティムカットに来る観光客もずいぶん減ったと愚痴ってました。ホテルもがらがらです。ただ、ラリベラだけは、ティムカット期間はホテルの予約が絶対に必要です。

フェスティバル価格というなら、その期間中、部屋代高くして、ガイド料安くすればいいのに。頭の悪い彼らには人を騙すしか能がないのでしょう。まあ、ティムカット中もホテルがら空きだったし、エチオピアブームも去ったし、潰れればいいのさ。


1/19(アクスム)

レストランだが、インジェラとかいう「ものすごく酸っぱ不味いパン+豆のペースト」かスパゲッティ・ミートソースしか食べるものがない。スパゲッティは茹ですぎだし、ソースはかなり辛いが、それしか食うものがないので仕方ない。毎日スパゲッティにも飽きて、後半はバナナばかり食べてた。
朝飯食べたあと、ティムカット当日ということで、昨日と同じ場所へ出かけた。昨日は大して人がいなかったが、今日は全然人出が多い。町の人全員が来てるんじゃないか?人が多すぎて、何をやっているかよく分からないが、儀式が終わったあとは、シェバの女王の浴槽に飛び込んで泳いだり、水を持って帰ったりしてた。
 

その後はカレブ王の墓を見てきた。
ガキがとにかくお金をせびる。外国人がよくあげるみたいだが、地元の大人もガキにお金をあげているので、癖になっているみたいだ。

レストランやホテル代は安いのだが、とにかく外国人は騙して金を取ってやろうという根性が気にくわない。タクシーも外国人価格でしか乗れないし、ガイドなんて不要。無頼は案内が必要な時は、ガキに1B渡して、連れて行ってもらってました。

※ちなみにエチオピア人達は、自分たちの祖先がシェバの女王だと信じていますが、エチオピアではなく現在のイエメンに位置していた王国の女王という説が濃厚です。


1/20(アクスム)
 
シェバの女王の宮殿へ。
30分くらい歩いた、町外れにある。昨日のカレブ王の墓と同じ、共通入場券50Bが必要で、街で先に買っておかないと入れません。あとは、ガイドに100B払うくらいなら、ガキに1Bあげて、道案内してもらえば良い。ガキは少なくともしつこくないし、騙そうとしないし。どのガキもお金をくれと寄ってくるので、「お金は労働の対価だ」とか説教して、道案内を頼んでました。エチオピアでは小学1年生から英語を勉強初め、数学とか理科とかの授業も全部英語で受けるとのことで、ガキはみんな英語通じます。
ガキと話した会話で覚えてること。
・古タイヤで草履を作っている。
・ガキもガイドのしつこさ、悪い評判は知ってた。
・エチオピア人は一日3時間位しか働かない。
このガキも両親をHIVで亡くしたので、お金をくれとか言ってきたが、新品の自転車乗っていたし、服も綺麗だったので、多分嘘。
1/21(アクスム→ラリベラ)

空港ロビーでいくつかのホテルがカウンターを出していたので、ガイドブックに載っていたアシェテン・ホテル(100Bだったが、ガイドブックと違うと一言言うと、すぐに80B×3)に泊まる。空港→ホテルの送迎は30B。空港からラリベラまでは30分くらいと結構遠い。ドライバーが途中でわざと家畜のヤギを轢いて喜んでいた。ホテルのレストランはよく分からんおっさんが一人でやってる。言い奴なのだが、盛んに悪いレートで$→Bの両替をしないかと聞いてくる。
初めてインジェラを食すも辛くて、酸っぱくて、ぜんぜん進まず。その他のメニューもあんまりおいしくないので、翌日からは外のレストラン(ブルー・ライ)で食っていたが、そこも美味しくはない。ホテルのオーナーに翌日のガイドの手配を頼む(150B)。


1/22(ラリベラ)
 
 
ラリベラの岩窟教会群を見学。入場料200B。写真を撮る毎に、各教会に寄付少々。エチオピアでガイドが必要なのはここだけです。公認ガイドでないと、教会に入れないし、ガイドは司祭と知り合いなので、ドアを開けさせたり、古写本を開いたり、いろいろと融通が利きます。また、さすがに公認ガイドは変なところに連れて行ったりしません。ここ、アクスムは人口3千人位のものすごく田舎で、ガイド・物乞いはアクスムほどひどくはありませんが、それでも悪ガキの一部がしつこい。午後は頭痛のため、ホテルでのんびり。(標高が3000m近くあるため?)
こんなド田舎でも、BBCが見れるし、インターネットと携帯電話が2年前にやって来たそうです。
夕方散歩していたら、非公認ガイドが、安くてもいい(30B)と言ったのと、悪いやつではなさそうなので、明日の教会行く約束した。
1/23(ラリベラ)
 
 

昨日約束したガイドが午前7時にホテルに迎え来る。一番遠い山の上(標高4000mとか言っていた)にあるアシェトンの聖マリア教会へ、2時間の登り。これで終わりの予定であったが、午後は、このガイドが地元の教会のティムカットが今日あるということで、1時間位歩いて、遠くの教会へ連れて行かれるが、外国人は俺だけ。小学生に囲まれ、質問攻めにあう。
 

その側に、日本の援助で作られたため池があるというので、見てきたが、高い税金を払ってこんなところに作って有効に使われているのか不明。

エチオピア人は個人レベルで、未だに援助を期待しているところがあり、自分で問題を解決しようと思っていない。結局騙されることもなく、このガイドの実家に連れて行ってもらい、父ちゃん、母ちゃんになぜだかもてなされ、テッラ(自家製ビール)とコーヒー・セレモニーでコーヒー飲んだ。
 
エチオピア来て、初めて騙されることもなく、ガイドと仲良くなれたので、心地よく$20払った。 


1/24(ラリベラ→ゴンダール)

昨日のガイドが、別れを言いに、朝ホテルまで来た。ゴンダールへ向けて出発。
空港で出会ったイスラエル人カップルと一緒に、同じホテルに泊まることにした(80B×2)。『地球の歩き方』は情報が古く、間違いが多すぎなので、エチオピア情報に関しては『lonly planet』が絶対にいいです。彼らと話していたら、彼らも全く同じ手口で、アジスアベバで600Bを脅し取られていたとのこと。エチオピアのガイドのひどさについて悪口で盛り上がる。
 
ちょっと休んで、街を歩いていたら、ガキが寄ってきたので、一人を捕まえて$1で街を隅々案内させる。遂に軽い下痢だが、多分昨日飲んだテッラのせい。


1/25(ゴンダール)
 
 
午前、ゴンダール城見学。入場料50B。

当初ガイド料$20だったが、この後のファラシャ村へのガイドとタクシー代も合わせて250Bで決着。ファラシャ村(元ユダヤ人の村)に見学。

このそばにも、日本の援助で未亡人を助けるため、青年海外協力隊の人が以前、陶芸を教えて、ポットとかを作る工場があるというので、見学した。
役に立ってるそうで、感謝されましたが、責任者の方が「これは日本、これはアメリカ大使館、これは○○大使館からの援助です」と、貧しいから援助は当たり前という感じでしたね。

街に戻る途中で、タクシーの運ちゃんから「この後チャットやろうぜ〜へへへ」と誘われるが、この時はチャットとは何か知らなかったので、ストリート・チルドレンを捕まえて、金を渡し、チャットなる草を100g買ってきてもらい、使い方を聞き、一人ホテルで使用するも、結局、あれ、頭が悪くなる草ですわ。イスラム教徒が宗教的に使う場合もあるらしいとのこと。
数時間休み、チャットが切れてきたころ、また昨日と同じガキを捕まえて、(ジュースと$3払って)セラシエ教会と王のプール(共通入場料30B)に案内させる。このガキが英語上手いし、ずる賢くないし、身なりも汚くないので、かわいがる。
 


1/26(ゴンダール→バハルダール)
 

タナ湖に浮かぶ島々

空港でホテルのガイドがいたので、ギオンホテルに連れて行ってもらうが、俺がタナ・キルコスに行きたいので、ボートをチャーターしたいと知ってから豹変し、偉そうな態度、汚い日本語混じりで、強引に1500B(約2万円)だと言ってくる。そんなには払えと交渉していたが、最後まで偉そうでむかつく。交渉決裂で部屋に帰って休んでいたら、後からメッセンジャー役のフロントマンが来て、$100で決着。アフリカのホテルには、必ず寄生虫のようにガイドがいて、オーナーの次に力を持ち跋扈していますので、気をつけましょう。このガイド、「安くしたのだから、カメラくれ、時計くれ」と最後までキモイ奴でした。
 
 

 

このホテルが、『エチオピアのキリスト教(山川出版)』では元国営のホテルで、庭が綺麗とかいろいろ書かれていますが、基本的にこの本、エチオピアの良いところしか書いてありません。また、情報も古すぎです。エチオピアの悪いところはこのHPを参考に。具体的には、このホテル天井が落ちています。水道が止まりません。水辺でマラリアあるのに、網戸は破れ、壁に穴が空いていて昆虫がうろうろしています。部屋のカギが壊れています。ガイドブックでは75Bになっていますが、サービス料とか勝手に加えて100B請求してきます。他の部屋は満杯だといって部屋は代えてくれないし、修理の人が来ても、直せませんでした。

外をうろついていたら、またまたしつこい、ガイド志望の訳の分からん自称医学生がついてくる。必死に金が必要だと訴えてくるが、演技力不足。英語も下手。俺が真面目に、ハンコックの本のことを話し、せっかく来てくれた観光客がいて、それでもガイドがみんな同じように外国人を不快な目に遭わせて、騙し続ければ、観光客も減るよ(現にずいぶん減ってきたとのこと。だから逆に少人数だからしつこくなるわけだが)と話したら、彼、開き直って本音トーク。「この国に来る外国人なんてどうせ一度きりだし、騙しても、これからもたくさん外国人は来るから関係ない」とほざいてました。最後は女を紹介するとか言いだし、俺が本当にお金がないことを知ると、この日は帰って行きました。


1/27(バハルダール)
 
 

7:00にタナキルコス島に向けて出発。$100は高いが、結果的には船頭さんが良い人だったので、満足です。ただ、この船頭さんも、彼女が日本にいると言っていたが、いや、たくさんいるんだよ、自分の彼女が日本にいると言っていた奴。外国人とやりたいのも分かるが、こうして世界中に日本人女はヤレルという噂が立つわけで、俺は男だから関係ないけどさ。エジプトでも、フロントが日本人とやったとかたくさん話していました。一度やっただけで、結婚するとか期待してるエチオピア人かわいそう。
 
  
  
タナキルコス島は女人禁制ですので、ヨーロッパ人カップルは怒って行かないそうです(入場料150B。ビデオ持ってると500B)。修道士さんがいて案内してくれましたが、裸足だし、お風呂もないのでちょっと臭いますが、ワイルドな感じで素敵。いろいろと古写本とか見せてもらいました。最後は「お前も帰るの止めて、ここで暮らさないか」と誘われました。修道士生活もかなり魅力的ですが、エジプトにも行かなくてはいけないので断り、島をあとに。
湖にいるカバを見て、もう一つの島を訪れ、青ナイル川の源流を見て帰る。8時間のボートトリップでした。
夕方、レストランに食事に行ったら、昨日の偽学生に出会う。Tシャツくれ、カメラくれ、ガイドするぜ、とクレクレ君はしつこいです。
翌日のブルーナイルの滝のミニバスを予約する。


1/28(バハルダール)

昨日の夜100Bを払い、ブルーナイルの滝へのツアーを申し込みました。昨日の段階では時間不明とのことで、時間を聞きに行ったら午後2:30とのこと。午前中は休み、時間になって行ったら、「ミニバスないよ」と一言で終わり。俺もかなり怒って、「昨日の担当者だせ、オーナに合わせろ、責任者は誰だ」と騒いだが、昨日のフロントマンは休み。オーナーはアジスに出張中。今日のフロントマンは俺のせいではないとかほざいてる。もう諦めて「いいから、お金だけ返せ」と言ったら、なかなか返してくれず、最終的に見知らぬ女性が来て(ホテルにカウンターを出してる旅行社の責任者?)、結局返金まで1時間かかる。もう脱力度100%。一体どうなってるんだこの国。あまりのショックに、寝込む無頼。

外国人に物をせびるのが当然だと思ってる国。援助がもらえて当然だと思ってる国。人が努力しない国。こんなウンコな国に、援助なんてしなくていいよ。


1/29(バハルダール→アジスアベバ)
 

クレクレ青年隊
朝からまた偽学生が、友達連れて騒いでる。ずっとホテル前に張り付き、旅行客(カモ)を待っている。この本買ってくれ、Tシャツくれ、日本に帰ったらCDプレイヤー送ってくれ。クレクレ君、学校ないんですか?
 
アジスに午後到着。エジプトへは1日半待たなくてはいけないが、アフリカ・ユニオン会議のため、どこのホテルもいっぱいでどうにもならん。タクシードライバーを捕まえて、20件くらい電話かけさせて、ようやくホテル見つける。(100B×2)
街には警官がいっぱいで、さすがにこの期間中は悪徳ガイドはいなかった。
Old Milk Houseというレストランがホテルの近くにあった。ここは地元でもおいしいと有名で、ちょっと高めだが、エチオピアに来て、初めてまともなスパゲッティー、サラダ、スープが食えた。
1/30(アジスアベバ)

エジプト行きは夜なので、朝はフィオハ温泉(45分、12B)へ行く。
本当に温泉なのかは分かりませんが、個室のお風呂です。エチオピア来て初めてバスタブに浸かる。

その後、アジスアベバ大学博物館へ(20B)。正直、貧しい国の大学生は、本当の選ばれた富裕層という感じ。大学内は車がたくさん止まっている、身綺麗だし、大学の外側とは違う世界。
今日も街には警官が溢れ、しつこいガイドはなし。再び昨日と同じレストランへ。
 

正直、個人旅行はきつい国でした。
エチオピアを嫌いになりたいなら→個人旅行
エチオピアのいいところだけ観て、好きになりたいなら、料金は2倍位しますが→ツアー旅行
をお勧めします。

また、エチオピア女性は、非常に美しくとても魅力的です。
また、大都市であれば、売春もかなりあります。エチオピアはエイズが蔓延しております。
最低限自己防衛しましょう。


→エジプト編へ